今日は病院に行こうと思ったが、目覚めた朝の快活さに必要ないんじゃないかと勘違いして結局行かなかった。
しかししっかり体調は悪いままなので明日は行こう。電話予約がハードルだ。
できるだけ下げよう。ぼーっとして発信ボタンを押せばどうにかなるので、ハードルはぼーっとして発信ボタンを押すということまで下がった。
これが器用に生きるということである。真似することを許可する。
さて、私は机につくのもしんどいのでぷよぷよをやっている。
何故机につけないのにぷよは動かせるのだろうか。
考えるまでもない。ハードルが低いからだ。
人間はやりやすいことから始めようとする。至極当たり前のことだ。
やりやすいとはいえ私にとってぷよぷよは難しい。やりやすいのに難しい。
ぷよぷよは一手で次々とぷよを消す、いわゆる連鎖というテクニックをつかわなければ話にならない。
それがとにかく難しいのだ。
連鎖に使わないぷよを適当に置いてしまうと、それが思わぬ動きをして連鎖を邪魔することがあったり、ここが消えてあそこが落ちて…と考えながらぷよを操作して結局どっちつかずになったりなど、不慣れな私には考えることが多すぎる。
YouTubeなどで上手い人の動画をみると、洗練された配置テンプレートから派生形を一瞬で思考してどんどん置く、ぷよを生かしきってごみのぷよは全く出ないかすぐに消す、おじゃまぷよが溢れた土壇場でもむしろおじゃまぷよを生かした連鎖を組み、埋まっている連鎖まで繋がるなど、どこからどう真似すればいいのか理解不能なレベルだった。
しかし諦めない。
ハードルを下げる方法を使うのだ。
私はハードルを下げに下げて、ついにひとつ突破することに成功した。
それは、その人と同じキャラクターを選択したこと。これでひとまずOKだ。