ガチャガチャが怖い

ガチャガチャが怖い。

 

決して安くない硬貨を何が何だかわからない機械に投入する。何が出てくるのかもこちらからは決められない。

 

しっかり回るのか、ちゃんと中身は出てくるのかという不安。

 

予想より大きくハンドルを回さないといけない。やる度に回すのが足りなくてちょっと焦る。

 

無事にガッチガチか脆すぎるかのどちらかな包装のカプセルを取り出すと、その場は人が居たり立ち止まるべきでなかったりですぐに開けることはできない。おあずけになる。

 

この時点で疲弊して中身が何かなんてもはや気にしていない。

 

座って落ち着ける場所で思い出したかのように取り出すと、カプセルを開き、無理に曲げられて触り心地最悪な紙の上にある中身を見る。

 

満足いくものが当たった試しがない。

 

少しだけ落ち込んでしばらく眺めるともう満足する。寿命も短い。

 

最近はやわい上下一体型のプラスチックが主流なのか、硬くて上下に分かれる、叩くとポコポコ小気味良い音がするあのカプセルは見なくなってしまった。

 

落ち着ける部分がひとつもない。私はそういうガチャガチャが怖い。

 

大いなるフライドポテト

病は気からというが、あながち間違いではないと思う。

 

観念して病院にかかる。

 

帰宅すると、別になんの薬も飲んでいないのに若干気持ちが楽になりその後は机につき少しだけ勉強した。この少しだけとは大いなる少しだけである。つまりほんの少しということ。

 

なぜ気が楽になったかというと久しぶりに他人と会話したからに他ならない。

 

さて、気からは一時的なものとして、体用の白いカタマリを貰った。いざという時はこいつで熱を抑えようって寸法だ。

 

でもずっと微熱の時はどうしたらいいと聞きそびれてしまった。

 

まさに今そんな感じなのだが。

 

まあ、熱が上がっても大丈夫なカタマリがあるからとりあえず大人しくしてなさいということであろう。

 

ということで、いよいよ明日はずっと指を咥えてTwitterを見てるしかなかったラスヴェーザ用の女神の果実を作ろうと思う。もうすぐイベントが終わりそうだが気にしない。

 

回復スポットをたくさん触れという依頼が鬼門だが、バトルなしのウォークモードでほッつきあるけばいいだろう。

 

何の話だったか?

 

そうであった。マックポテトのMサイズは量が多くなり続けているという話だったな。

ハードル低い、ぷよ

今日は病院に行こうと思ったが、目覚めた朝の快活さに必要ないんじゃないかと勘違いして結局行かなかった。

 

しかししっかり体調は悪いままなので明日は行こう。電話予約がハードルだ。

 

できるだけ下げよう。ぼーっとして発信ボタンを押せばどうにかなるので、ハードルはぼーっとして発信ボタンを押すということまで下がった。

 

これが器用に生きるということである。真似することを許可する。

 

さて、私は机につくのもしんどいのでぷよぷよをやっている。

 

何故机につけないのにぷよは動かせるのだろうか。

 

考えるまでもない。ハードルが低いからだ。

 

人間はやりやすいことから始めようとする。至極当たり前のことだ。

 

やりやすいとはいえ私にとってぷよぷよは難しい。やりやすいのに難しい。

 

ぷよぷよは一手で次々とぷよを消す、いわゆる連鎖というテクニックをつかわなければ話にならない。

 

それがとにかく難しいのだ。

 

連鎖に使わないぷよを適当に置いてしまうと、それが思わぬ動きをして連鎖を邪魔することがあったり、ここが消えてあそこが落ちて…と考えながらぷよを操作して結局どっちつかずになったりなど、不慣れな私には考えることが多すぎる。

 

YouTubeなどで上手い人の動画をみると、洗練された配置テンプレートから派生形を一瞬で思考してどんどん置く、ぷよを生かしきってごみのぷよは全く出ないかすぐに消す、おじゃまぷよが溢れた土壇場でもむしろおじゃまぷよを生かした連鎖を組み、埋まっている連鎖まで繋がるなど、どこからどう真似すればいいのか理解不能なレベルだった。

 

しかし諦めない。

 

ハードルを下げる方法を使うのだ。

 

私はハードルを下げに下げて、ついにひとつ突破することに成功した。

 

それは、その人と同じキャラクターを選択したこと。これでひとまずOKだ。

病弱

熱はないに等しいが体のだるさが続く。ちょっと頭痛。流石に明日病院に行こうと思う。

 

ムリをしてウォーキングするとまたぶり返しそうなのでずっと家の中だ。非常に憂鬱な気分である。

 

いつからこんな病弱キャラになったのか。私は元気キャラの方がどちらかといえば好きなので、今の自分が嫌いになってしまいそうだ。

 

なので病弱キャラを好きになろうと思う。そんな馬鹿げたことを考えていると、ウォーキングをしないことによる弊害が目に見えてくる。

 

ラスヴェーザを倒すのにほぼ必須な女神の果実を作れない。作るには外に出て歩く必要があるからだ。

 

もちろん何回もラスヴェーザに挑戦したが、ほとんど討伐に参加している仲間頼りでしか勝利することができない。

 

奴はにおうだちで防ぐことのできない全体攻撃を放ってくる。しかも果実なしの威力は凄まじく、属性耐性のないこころだと400〜500ダメージを喰らうことになる。

 

加えて領域スキルを使ってくる。この領域が展開されている間は、行動開始時に領域の追加ダメージを喰らう。こころの耐性なしで200〜300ダメージほどだ。

 

なのでダメージソースの魔剣士は展開されたタイミングでほぼ即死する。

 

この領域とまともにやり合うとまず勝てない。

 

領域を剥がすやり方はいくつかあるが、そのどれも不可能か実現可能性の低いものばかりで私には到底できない。

 

したがって最低限女神の果実は欲しいわけだがご覧の通り動けやしないので困っている。

 

勇士召喚でごり押す方法だけ試してみよう。

 

そうしたら諦めてゆうべはおたのしみでしたねをする。何を言っているのかは分からない。

潜在能力の差、また熱

またTwitterのタイムラインが海外のおもしろ動画で埋まってしまった。

 

転載系のアカウントはミュート・ブロックの作業をしたはずなのにいつのまにか溢れてくる。

 

しかもその作業をしたせいか、何かを小馬鹿にする動画やどこかでみたものの丸パクリの動画ばかり流れてくるようになった。おもしろ動画川の下流という感じだ。

 

興味がないを押す作業、またやるしかないようだ。

 

さて、私はまた熱を出している。頭もたまにズキズキする。

 

2回目の熱が下がった後もうっすら体調が悪く 100%の力でウォーキングができない状態が続いていたのが、ここに来てまた発熱。

 

ちなみにトリガーは寒い環境での長時間スマブラだ。

 

ここ2週間満足に生活ができないというストレスも溜まっている。

 

体力が落ちただけでは?と思って重い体を引きずりウォーキングしてみたが、イマイチだ。気持ちはもうランニングまでしたがっているのだが。

 

ウォーキングも机に着いての勉強も、その他やりたいことも通常時より疲れるのが早く、横になりたいと思うことが多くなった。横になりたいという欲がとても強くなったと思ったら発熱していた。

 

この発熱したタイミングで病院に行くべきか。仮に熱が下がったとしてもずっとこのうっすら体調が悪いというデバフが続く気がする。

 

迷っているうちに、YouTubeで生放送中のヒカキンのスマブラVIPチャレンジをみてみた。

 

思っていたよりも上手だ。相手を観察する余裕まである。

 

コメント欄はいわゆる指示厨で溢れており、中には絶対に伝わらない専門用語を使いまくっている人もいる。多分生まれてすぐの個体が多いのだろう。こういうのも彼の生放送の醍醐味である。

 

過去作の経験もあってか、潜在能力でいえば私よりも遥かに強い。おつりがくる。

 

この差は私が少し前に書いた日記で説明できる。つまりヒカキンは人と関わることが上手なのだ。

 

ひとまず私が出来るのは光る画面を見ずに休養を取ることと、それに飽きたらタイムラインの浄化。その2つだけだ。

 

やれるのにやらないこと、やれないからやらないことでは大きく意味が違ってくる。今の私は後者で、前者よりももどかしい思いだ。

 

貧すれば海外のおもしろ動画転載ツイートを見る

Wi-Fiの調子が悪く、画像や動画の読み込みに時間がかかる。

 

しかしそれが良い方向に作用する。本来そうすべきではない時に何気なくTwitterを開いて、意味のわからない海外のおもしろ動画の読み込みを待っている間に、冷静になれるのだ。

 

今はそうすべき時ではない。

 

と思ったらホームボタンをポチっと押してやるべきことに目を向ける。もちろん向けるだけなのでやれるかと言ったら必ずしもそうではないが。

 

不便が人を思考させる。

 

しかしそれが余計な脳のメモリを食うことになることもある。貧すれば鈍するとも言う。

 

でも今回のものは良い方向への不便と言えよう。

 

なぜならば海外のおもしろ動画転載ツイートは鈍して見るものだからだ。

 

鈍からの脱却の第一歩は、海外のおもしろ動画転載ツイートに代わる前向きな娯楽へとスライドさせるのだ。

 

スライドさせた果てを自分の目指すところとする。

 

海外のおもしろ動画転載ツイートというわらしべを手放して、手放して、フラッグを掴みとれ。そうすればあなたはビーチフラッグスの王者になれるだろう。

オンラインのスマブラで緊張してしまう理由

私はスマブラが苦手だ。

 

唐突にそんな発表をしたのには訳がある。

 

久しぶりに大乱闘スマッシュブラザーズSP(Switchのやつ)をやりたくなって、当然オンラインマッチを始める。

 

私がよく使うファイターはテリー。餓狼伝説から参戦した有料ダウンロードコンテンツのキャラクターだ。

 

ルールは終点(床が動いたり回ったりがない、シンプルな平地)、アイテムなし、チャージ切り札なし、3ストック、7分のいわゆるガチ1on1だ。

 

運などはほぼ絡んでこない。プレイヤーの実力がすべてとなっている。

 

ということでやってみよう。VIP行きたいなあ。

 

おお、これはすごいな。

 

びっくりするほど勝てない。

 

勝てない、が表現として1番適切だと言えよう。

 

勝つためのあらゆる道筋をたぐる前に手をはたかれる感じだ。

 

剣を持ったファイターにずばずば切られているテリーを眺めていたら試合が終わっていた。

 

ちなみに血が出たり死んだりはしない。だからといって人を斬っていい理由にはならない。

 

ただ、たぶんテリーは切られたり爆発したりしてもいいですよという同意書にサインしたのだろう。だってこちらも信じられないくらい人を殴るのだから。

 

正直勝つためのコンボとかテクニックは完全に疎かだから、シンプルな練習不足もあるだろう。

 

しかし私が戦闘力700万をうろうろしているのにはもうひとつ大きな問題があった。

 

私が緊張しいなのだ。

 

どうしてかは分からないがマッチングしてゲームが始まる音が鳴った瞬間、動悸が出る。

 

戦っているときはもうそれは普段の2倍くらいの速度で脈打つ。脈打つな!と思うと余計に脈打つ。

 

脈打って強くなるならよいが明らかに弱体化している。訳の分からない操作ミスが増えたり、コントローラーの訳の分からない場所に指を引っかけたりしているのだ。

 

もう600時間以上遊んでいるのに一向に慣れることができない。600時間以上動悸をしている。

 

他のゲームではこうはならない。

 

例えば総プレイ70時間くらいのテトリス99は残り5人以下にならないと動悸は出ないし、あまり緊張しない。

 

テトリス99は見なければならないところが非常に多いのでその分集中しなければならない。その度合いはスマブラとほぼ同じくらいなはずなのだが。

 

つまり集中しているのと対人戦であることは緊張の要素ではあるかもしれないがそれが全てではない。

 

そこで私はひとつの結論にたどり着く。

 

オンラインのスマブラとは、つまり会話なの、だ。

 

スマブラの対戦相手は98分の1の画面ではなく、私と同じ画面の中で一緒に戦う。場所を共有している。

 

そして、ファイターは対戦相手の左親指が動かすスティックによってかなりちょこまかと縦横無尽に動き回る。左親指の動きが正確に反映される。

 

そして技を繰り出すためのボタンも当然相手の右手で操作している。

 

つまり、私と相手は遠隔の密室で指同士のコミュニケーションをとっている。そこに言語はない。お互いの指を弾いたりつまんだり、本当に原始的なやり方で、会話をしているのだ。

 

したがって、会話、コミュニケーションそのものが緊張して苦手な私は必然的にスマブラも満足にできないということになる。

 

スマブラの上手さと人前でどれくらい緊張するかのデータを散布図にまとめてみれば、おそらく強い相関関係が認められるのではないか。

 

苦手な理由が見つかったので嬉しくなって、つい苦手を発表してしまったというわけだ。

 

ちなみに解決策は見つからない。喜びながら歩いていたらいつのまにか落としてしまったようだ。